事の発端は2月2日。
ゆらいさんからの1つのDMからだった。

「カバレージをやってみない?」

詳しく話を聞くと、白猫杯というレガシーの大会の記事を書いてほしいとの事だった。

「レガシーの魅力を、モダン視点から伝えられないか」

それが誘い文句であった。

筆者はこれまでMTGの記事など書いたことがない。
そもそも筆者はモダンを嗜むプレイヤーであることもあり、初めはあまり乗り気ではなかった。

しかしながら大会の魅力を伝えるという事に多少の興味はあった。
何より「レガシーの魅力をモダン視点」という事は非常に面白いと思ったのだ。
故に、今回運営に協力する形を取った。

そして、宣伝・打ち合わせ等を行い、早くも今日(3月9日)。

13:00 筆者はバトロコ高田馬場に到着。

普段は客としてこの店に来る私だが、今日は大会の運営としての参加。
期待と不安を胸に現場を設営した。
運営するゆらいさんを初め、様々な方の手伝いに回る。

13:20 大会受付開始

レガシー屈指の強豪達が受付を済ませ、軽い談笑を弾ませる。
おそらく全員がどこかで会っていたり、或いは普段から仲が良いのだろうか?
会場には笑顔を弾ませている。

14:05 白猫杯開催

参加人数は67人。
レガシーの、しかも第一回の大会としては非常に大きい大会となった。

これも運営の努力のお陰であり、非常に喜ばしいことだった。
大会運営のななしさんを始めとした挨拶に、会場から思わず笑いが飛ぶ。

14:10 一回戦

遂に、初戦の火蓋が切って落とされた。
和やかな雰囲気とは一転。
67人の顔つきが本気になる。

全員思い思いのプレイを行い、ベストの動きを行おうとする。
こんな熱意の中。
運営としては特に問題がないかというチェック等が一番大事なので、どうしても初めの試合は記事に出来そうにもない。

なので、運営がひと段落ついたところで、ふと目に入った卓の試合を書いてみようと考えた。

筆者の目に留まったのは、34番卓だ。


GWエンチャントレス vs UWミラクル

その試合の1シーンである。


おそらく、時間的に3ゲーム目だろうか?

私の見ていたターンで、UWミラクルの場に「相殺」が設置された。
対するエンチャントレスは、そのターンの返しに「真の木立ち」をプレイ。
「相殺」が誘発する。

公開は「意思の力」。
木立ちはそのまま着地し、その後「エレファントグラス」までキャストされた。

CMC値を散らしたデッキには、ドローソースを使う前に相殺は機能しにくい。

隙をついて真剣の刺しあいをするのが、レガシーの魅力の一つなのかもしれない。
そう感じた、大会の1シーンだった。


カバレージを書く練習を終えて。
著者から説明を少し書き加えておきたい。

※ミラクルは、次の試合で解説します

“エンチャントレス“とは何ぞや?
という所から。

↓以下MTGwikiから引用↓
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9_%28%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AD%29

凄く簡単に説明すると、突破が難しいロックをかけた後に爆発的に動いて勝つデッキだ。
ちなみにゆらいさんも、かつてメインで回していたデッキだったと後々伺った。


非常に興味深いデッキなのもさることながら、筆者が何より驚いたことがあった。

なんと!

エンチャントレスのデッキのカードは「すべて」光っており!
使用されているデュアルランドも「黒枠」であった!!


レガシーのデッキには(一部のデッキを除いて)非常に高価なカードが用いられている。

そこには
○ 古いカードのfoil
○ guruランド
○ 貴重なアーティストのサイン入りカード
○ 高いジャッジ報酬のカード

各々が愛用のデッキに並々ならぬ愛を注いでいる事が垣間見える。
それ故に運営としては、これからも細心の注意を払うよう気を配っていきたいと改めて感じた。


それでは、レガシーの深淵を覗くために、試合を次からもう少し詳しく眺めていこう。
皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。

くま




PS>

ちなみに、筆者が密かにエンチャントレスのデッキの方に値段を聞いたところ、お値段はなんと…。
愛とは罪深きものである。

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