私の愛するレガシーについて (赤黒リアニ)
2018年9月10日 Magic: The Gatheringこんばんは!
ゆらいです。
今週は、私の今のメインデッキ、リアニメイトについて、紹介していきたいと思います♪
一応今年はBMOで入賞出来たので、戦い方などについてもネタバレ含まない範囲で記載していきたいと思います。
1.リアニメイト戦略とは?
そもそも、リアニメイトってどんな戦術?
って所から今週は始めたいと思います。
リアニメイト戦略とは、語源となった再活性というカードを生かし、墓地からクリーチャーを釣り上げて戦う戦術のことを言います。
主にエターナルに存在する戦略ですが、単体除去や、1枚の対策札に弱く、そこを何らかの形で補うデッキ構築が求められます。
故に1枚の対策札で沈まず、単体除去をハンデスや横並びでケア可能なドレッジというデッキは、死儀礼、安らかなる眠り、封じ込める僧侶の登場まで環境で暴れていました。
対策必須と言われる凶悪デッキの1つだったんです。
では、単体除去に弱いリアニメイトが流行るきっかけは何だったのでしょうか?
答えはチューターが豊富だったことと、釣るクリーチャーの進化が上げられると思います。
ジンギタクシアスに始まる、7ドロークリーチャーですね。
この頃はMMs(詳しくはレガシーの禁止カード参照)が使用可能だったのもあり、環境でも凶悪なデッキでした。
この時代は、速度環境ではなかったので、クロックを選び、青を足してカウンターして勝つ戦略が強かったのです。
その戦略提議が、1枚のカードにより覆されることになります。
そう、死儀礼のシャーマンです。
これにより、時間をかけて戦う青黒の戦略が取りにくくなり、リアニメイトは古来に出来上がった基本戦略に逆戻りすることになります。
2.ベンツォ、ドレッジと、赤黒リアニの不思議な関係性
オデッセイ期のエクステンデットに、ベンツォというデッキがあります。
所謂、赤黒リアニと同じ戦略を取る、高速リアニメイトデッキです。
赤黒リアニは、この戦略に信仰なき物あさりを足すことで若干の安定性を与えたデッキです。
驚異をハンデスで奪い去り勝つスタンスは変わらずですね。
実は闇の隆盛発売時に似たデッキの母体はありましたが、本格的に動き出すのはグリセルブランド登場後、そして奇跡が隆盛してからになります。
当初はネタデッキとまで称されたデッキが、トーナメントレベルになれた理由、私はこう考えてます。
○グリセルブランド、別館の大長、狂気の主夫、エリシュノーンについて○
これらのクリーチャーには、一定の法則があります。
クロックとして着地すると、デッキが機能不全に陥るという法則です。
赤黒リアニはこれらのカードをドレッジデッキのドレッジ持ちカードと同じように見立て、ドレッジのように複数回マリガンしても、アド損があまりなく勝てるように仕上げたデッキだと私は考えています。
○ドレッジデッキのマリガン基準○
あまり語られることがないマリガン基準ですが、赤黒と基本的な考え方は同じです。
ドレッジ持ち(赤黒でいうクリーチャー)、落とすカード(ナチュラルディスカード(8枚からディスカードすること)も視野)、回すカード(釣るカード)。
これらをメインで探すことが基本戦略になります。
逆にサイドは、対策札から緩くやることが強いなんてこともざらで、キープは甘めが強かったりすることもあります。
構成カード比を置き換えると、ドレッジとデッキ構成比率同じなんですよね。
故に歴史を引き継いだデッキだと、私は思っています。
3.安定性か?速度か?
上記の理由から、戦い方は総じてドレッジとあまり変わりがありません。
相手のアクトを弾いて走る。これだけです。
ただ、メインのアプローチには色々な戦略があります。
ここに採用されたカード毎の考え方を少し記載してみます。
○金属MOX2型(Land12/Creature10)
所謂LED型ドレッジに良く似た型。
弱点も同じで、即時スタート以外は安定性に欠けます。
これを選択している場合は、環境に2t以内に確殺したいアーキタイプがいる時になります。
グリセル4か主夫釣り上げから、大長、エリシュノーンなど、後続のグリセルを除去されにくくする蓋要員か、連打可能な暴露に繋ぎやすいためです。
この型は山が取れるので、デルバーが多い不毛環境のメタでは強かったりします。
サイド後の方がデッキパワーを引き出せることも多々です。
私が最も好きな型になります。
○ランド13型(Land13/creature11/NoMox)○
所謂、LEDレスドレッジに近い形になります。
使いたい理由も同じで、安定してメインを取ることに焦点を当ててます。
型は松元プロの形を軸に発展させたもので、メインのクリーチャーを11にすることで安定した2Killを叩き出します。
この型はメインの勝率を桁外れにすることに成功しましたが、ある理由から弱点も露呈したため今は使っていないです。
メタ次第では使う候補に上がります。
…とまぁ色々型はあるのですが、他人が作った型はネタバレなどあるので伏せときます。
悪しからず。
4.墓地利用の基本は、相手を知ること
敵を知り~という件があります。
有名な孫子の1文ですね。
三國志の曹操が記載した孫子が世に現存するものだったりしますが、曹操の思想はリアニ戦略には良く当てはまると思います。
すなわち相手が何を抜いて、自分は何を入れるべきかということを予測することがとても大事なんです。
定石みたいなものはBMO記に記載してますが、そのパターン制はやりこむとまだまだ変わるものだと思ってます。
次に、相手がどうしたいかを考え、ライフとリソースを使って相手を選択の失敗へ誘い、最終着地点を自分が行きたい場所へ設定すること。
これが出来ると、とってもサイド後のマッチがが楽しくなると思います。
その戦略は、虚実かどうか?
見極めることが、墓地利用デッキ特有の楽しさなのではないでしょうか?
☆まとめ☆
如何だったでしょうか。
色んな方がレガシーを少しでも楽しみたいきっかけになると幸いです。
それでは今週はここまで。
Lets enjoy!
レガシー楽しみましょう♪
ゆらいです。
今週は、私の今のメインデッキ、リアニメイトについて、紹介していきたいと思います♪
一応今年はBMOで入賞出来たので、戦い方などについてもネタバレ含まない範囲で記載していきたいと思います。
1.リアニメイト戦略とは?
そもそも、リアニメイトってどんな戦術?
って所から今週は始めたいと思います。
リアニメイト戦略とは、語源となった再活性というカードを生かし、墓地からクリーチャーを釣り上げて戦う戦術のことを言います。
主にエターナルに存在する戦略ですが、単体除去や、1枚の対策札に弱く、そこを何らかの形で補うデッキ構築が求められます。
故に1枚の対策札で沈まず、単体除去をハンデスや横並びでケア可能なドレッジというデッキは、死儀礼、安らかなる眠り、封じ込める僧侶の登場まで環境で暴れていました。
対策必須と言われる凶悪デッキの1つだったんです。
では、単体除去に弱いリアニメイトが流行るきっかけは何だったのでしょうか?
答えはチューターが豊富だったことと、釣るクリーチャーの進化が上げられると思います。
ジンギタクシアスに始まる、7ドロークリーチャーですね。
この頃はMMs(詳しくはレガシーの禁止カード参照)が使用可能だったのもあり、環境でも凶悪なデッキでした。
この時代は、速度環境ではなかったので、クロックを選び、青を足してカウンターして勝つ戦略が強かったのです。
その戦略提議が、1枚のカードにより覆されることになります。
そう、死儀礼のシャーマンです。
これにより、時間をかけて戦う青黒の戦略が取りにくくなり、リアニメイトは古来に出来上がった基本戦略に逆戻りすることになります。
2.ベンツォ、ドレッジと、赤黒リアニの不思議な関係性
オデッセイ期のエクステンデットに、ベンツォというデッキがあります。
所謂、赤黒リアニと同じ戦略を取る、高速リアニメイトデッキです。
赤黒リアニは、この戦略に信仰なき物あさりを足すことで若干の安定性を与えたデッキです。
驚異をハンデスで奪い去り勝つスタンスは変わらずですね。
実は闇の隆盛発売時に似たデッキの母体はありましたが、本格的に動き出すのはグリセルブランド登場後、そして奇跡が隆盛してからになります。
当初はネタデッキとまで称されたデッキが、トーナメントレベルになれた理由、私はこう考えてます。
○グリセルブランド、別館の大長、狂気の主夫、エリシュノーンについて○
これらのクリーチャーには、一定の法則があります。
クロックとして着地すると、デッキが機能不全に陥るという法則です。
赤黒リアニはこれらのカードをドレッジデッキのドレッジ持ちカードと同じように見立て、ドレッジのように複数回マリガンしても、アド損があまりなく勝てるように仕上げたデッキだと私は考えています。
○ドレッジデッキのマリガン基準○
あまり語られることがないマリガン基準ですが、赤黒と基本的な考え方は同じです。
ドレッジ持ち(赤黒でいうクリーチャー)、落とすカード(ナチュラルディスカード(8枚からディスカードすること)も視野)、回すカード(釣るカード)。
これらをメインで探すことが基本戦略になります。
逆にサイドは、対策札から緩くやることが強いなんてこともざらで、キープは甘めが強かったりすることもあります。
構成カード比を置き換えると、ドレッジとデッキ構成比率同じなんですよね。
故に歴史を引き継いだデッキだと、私は思っています。
3.安定性か?速度か?
上記の理由から、戦い方は総じてドレッジとあまり変わりがありません。
相手のアクトを弾いて走る。これだけです。
ただ、メインのアプローチには色々な戦略があります。
ここに採用されたカード毎の考え方を少し記載してみます。
○金属MOX2型(Land12/Creature10)
所謂LED型ドレッジに良く似た型。
弱点も同じで、即時スタート以外は安定性に欠けます。
これを選択している場合は、環境に2t以内に確殺したいアーキタイプがいる時になります。
グリセル4か主夫釣り上げから、大長、エリシュノーンなど、後続のグリセルを除去されにくくする蓋要員か、連打可能な暴露に繋ぎやすいためです。
この型は山が取れるので、デルバーが多い不毛環境のメタでは強かったりします。
サイド後の方がデッキパワーを引き出せることも多々です。
私が最も好きな型になります。
○ランド13型(Land13/creature11/NoMox)○
所謂、LEDレスドレッジに近い形になります。
使いたい理由も同じで、安定してメインを取ることに焦点を当ててます。
型は松元プロの形を軸に発展させたもので、メインのクリーチャーを11にすることで安定した2Killを叩き出します。
この型はメインの勝率を桁外れにすることに成功しましたが、ある理由から弱点も露呈したため今は使っていないです。
メタ次第では使う候補に上がります。
…とまぁ色々型はあるのですが、他人が作った型はネタバレなどあるので伏せときます。
悪しからず。
4.墓地利用の基本は、相手を知ること
敵を知り~という件があります。
有名な孫子の1文ですね。
三國志の曹操が記載した孫子が世に現存するものだったりしますが、曹操の思想はリアニ戦略には良く当てはまると思います。
すなわち相手が何を抜いて、自分は何を入れるべきかということを予測することがとても大事なんです。
定石みたいなものはBMO記に記載してますが、そのパターン制はやりこむとまだまだ変わるものだと思ってます。
次に、相手がどうしたいかを考え、ライフとリソースを使って相手を選択の失敗へ誘い、最終着地点を自分が行きたい場所へ設定すること。
これが出来ると、とってもサイド後のマッチがが楽しくなると思います。
その戦略は、虚実かどうか?
見極めることが、墓地利用デッキ特有の楽しさなのではないでしょうか?
☆まとめ☆
如何だったでしょうか。
色んな方がレガシーを少しでも楽しみたいきっかけになると幸いです。
それでは今週はここまで。
Lets enjoy!
レガシー楽しみましょう♪
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